敏感肌研究室

スキンケア

保湿の基本を押さえて
正しくスキンケア

いつの間にか乾燥してしまう肌……。肌の乾燥は赤みや粉吹きなどの肌トラブルの原因になるため、うるおいが必要です。肌のうるおいを保つにはどうしたらよいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
肌トラブルを未然に防ぐには正しく保湿を行い、肌のバリア機能を保つことが大切です。この記事では、保湿の重要性や肌が乾燥する原因、乾燥を防ぐスキンケア方法とおすすめ製品について紹介します。

1.保湿の重要性

肌を保湿することで皮膚のバリア機能を保ち、乾燥によって引き起こされる肌トラブルを防ぐことができます。
皮膚のバリア機能とは、角層の水分を保ち、アレルゲンや紫外線、化学物質などの外部刺激から肌を守る働きのことを言います。肌の乾燥が進んで皮膚のバリア機能が低下すると、赤み、粉吹きなどのさまざまな肌トラブルを引き起こすため、肌のうるおいを保つことが大切です。

2.肌が乾燥する原因

肌が乾燥する原因はさまざまです。主な原因を確認しましょう。

紫外線や湿度

紫外線を浴びて肌がダメージを受けると、皮膚のバリア機能が損なわれ、肌の水分が奪われてしまいます。
また秋や冬に湿度が低下すると、肌も乾燥しやすくなります。

誤ったスキンケア

メイク落としや洗顔のときに肌を強くこする、熱いお湯で洗う、洗顔のあと時間が経ってから化粧水をつけるといった誤ったスキンケア方法は、肌に負担がかかり、乾燥しやすくなります。

3.正しい保湿の方法とおすすめ製品

肌の乾燥を防ぎ、しっかりと保湿するためには次の順番でスキンケアアイテムを正しく使うことが大切です。

正しい保湿の方法とおすすめ製品

メイク落とし

化粧をしている場合、まずはメイク落としを使います。顔の中心から外側へやさしく伸ばすようにして、メイク汚れを落としましょう。肌にメイク落としが残ると肌荒れの原因となってしまうため、ぬるま湯できちんと洗い流してください。特に髪の毛の生え際は、すすぎ残しが多いので注意しましょう。

  • モイスト クレンジング ミルクジェル

    なめらかなミルクジェルタイプのメイク落としです。
    肌への摩擦を抑えつつメイクをすばやく浮き上がらせ、うるおいを残しながらしっかりメイクを落とします。

洗顔料

メイクを落としたあとは、洗顔です。洗顔料を泡立て、泡で肌をつつむようにやさしく洗いましょう。よく泡立てることで、メイク落としのすすぎ残しや古くなった角層も落とせます。まずは皮脂の分泌が活発な額や小鼻、あごを洗い、次に乾燥しやすい頬や目もと、口もとの順で洗いましょう。このとき、手で肌を強くこすらないように心がけてください。
また、すすぎは熱いお湯で行うと肌のうるおいを奪ってしまうため、ぬるま湯でよく洗い流したあとはタオルをやさしく顔に押し当てるようにして、水分を拭きとります。

  • モイスチャーフォーム

    しっとりやわらかなうるおい感のある洗い上がりの洗顔料です。
    ポンプを押すだけで、ふんわりキメ細やかな泡がつくれ、やさしく汚れを落とします。

化粧水

洗顔後は、化粧水をつけて肌を整えます。顔全体から首すじにかけてうるおいを与え、肌を柔らかくすることで、その後の乳液や保湿クリームが浸透*しやすくなります。また、洗顔後は肌の水分が失われやすいため、なるべく早く化粧水をつけましょう。

*角層まで

乳液

化粧水の次は乳液です。適量を手のひらにとり、顔全体から首すじにかけてなじませましょう。乳液を使用し、肌を柔らかくすることで保湿クリームがさらに浸透しやすくなります

  • モイスト トリートメント ジェル

    とけこむように角層まで浸透し、肌をいたわり、深いうるおいで満たす乳液です。
    みずみずしいテクスチャーなので、ベタつき感が苦手な方にもおすすめです。

保湿クリーム

最後に保湿クリームで肌にうるおいを閉じ込めます。適量を手のひらにとり、額、鼻、あご、両頬の5箇所に置いて、顔全体から首すじにかけてなじませてください。保湿クリームは、肌状態に合ったタイプのアイテムを選ぶとよいでしょう。

肌を保湿すると、皮膚のバリア機能が整い、乾燥や紫外線のダメ―ジから守ってくれます。肌の乾燥を防ぎ、しっかりと保湿するためには正しい手順でスキンケアを行うことが大切です。
今回紹介したスキンケア方法とおすすめ製品を参考に、日ごろから肌の保湿を心がけ、皮膚のバリア機能を整えましょう。

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